The United States


 

Dizzy Gillespie

「Soul & Salvation」++++

まず、ジャケットがカッコイイ!
ディジー・ガレスピーご本人が仁王立ちでトランペットを吹いている。
バックは冬枯れの町。厚手のコートを身に纏い。そんで頭には真っ黄色のチューリップハット(ノ∀`)
彼の演奏がまたカッコイイ!
音がいい。それはつまり上手だとか録音がいいとかそういう風じゃなく。
気持ちが載っているような感じ。素晴しいソウルミュージック。心の音楽。
M-4”TURNIP TOPS”でのコーラスとの掛け合いにトリコになりました。
アルバムを通して、色んな曲調のが入ってます。共通点は、明るい。
やっぱ明るいのがいいですよ。ね。明るすぎて悲しくなるくらいのが。ね。
05.07.27

Bob Dylan

「Greatest Hits 3」++++

ボブディランを語れる要素は何もないのですが。
好きなんだから仕方ない。
このベストを買ったのは結構昔。
何故これかって、唯一知ってた”Knockin' On Heaven's Door”が入ってたから。
でも一聴してまず取り憑かれたのは”Changing Of The Guard”。
言葉の、意味は良く分からないけど、響きが兎に角かっこいい。そして繰り返されるテーマのSax。
今まで触れたことのない世界だった。こういうのが聴きたかったんだ!と。
名曲、”Tangled Up In Blue”。イントロの一音目から持っていかれる。米国まで持っていかれる。
空気が乾いている。日本じゃあ生まれない音楽かなと思う。
だからこうやって東京で聴いて。感謝するんだ。
素晴しい音楽に出会えたことを。
05.03.12

Fifth Dimension

「Age Of Aquarius」++++

ソフトロック。
黒人男女混声ヴォーカルグループ。
1stが有名なようですが未聴。この4thアルバムもよいですよ。
表題曲”Aquarius - Let The Sunshine In”にまずは気圧される。カッコイイ。
でもこのアルバムの良さはその後に続く気だるい8ビートの楽曲達でしょう!
ダルすぎて早送り押しちゃうこともしばしば'`,、('∀`) '`,、
終盤の”The Winds Of Heaven”と”Those Were The Days”で一頻り盛り上がったら”Let The Sunshine In (Reprise)”で締める。
でもお気に入りはそのダルいさなかの7曲目、”Workin' On A Groovy Thing”。
サビの一本調子のコーラスが堪りません。
お天気コーナーにこの曲をかけたフジのスーパーニュースはすごいなあ。
グッジョブ!
05.01.11

ENOCH LIGHT PRESENTS 

「SPACED OUT」++++

完全にL⇔Rに振られるイントロに面喰らうこと請け合いの60年代から見た00年的アルバム。
ただ選曲はクラシックやビートルズなどなどもう耳馴染み。
ピコピコmoogが奇抜に聞こえますが、コーラスワークも素晴しいです。”Air”など。
そしてバカラックの”KNOWING WHEN TO LEAVE”。
この1曲の為に買っても(・∀・)イイ!!
こんな!美しい曲は滅多ない。押し殺したイントロからのブラス、コーラスの被せかた。
ride cymbalとwhen to go‥で静かに終わる。
密やかで格好良いです。
焦燥する。。
04.12.19

The Esso Trinidad Steel Band

「The Esso Trinidad Steel Band」++++

ラテン。カリプソ?
とにかくスティールパンです。steel bandです。
[SHANGO]とは違いまずドラム缶あり!続いておっさんコーラスがわらわら入ってくる。
単純に聴いてて気持ちよくなる。パラダイスにいるみたい♪
”Cecilia”から”I Want You Back”の繋がりがサイコウ!
オレンジジュースのCMに使われてましたね。

The 4 Seasons

「The 4 Seasons 2nd Vault of Golden Hits」++++

男性コーラスグループのベストアルバム。
正直古臭い、恥ずかしくも感じるけど、この1曲だけ聴ければもう十分、十二分お釣りがきます。
”I've Got You Under My Skin”
誰のアレンジよりもドラマティック!この曲自体大好きなので色んなカバーを聴くけど。
イントロのpfとstrings。コーラス。ファルセット。控えめなブラス。鳴り響く鐘の音。畳み掛ける3連符。
そしてSTOP!
エンディングに入るドラムのfilもいいんだなあ。
夢の中の音楽みたいです。

SHANGO

「SHANGO」++++

スティールパン。
だからといって妙に南国ぽくもなく、只音色として使っている風。
ググってみたらA&Mなんですね。音が心地いい。
通しでダラダラかけてしまう。BGMにピッタリ!
ビートルズカバーの2曲もいいですが、やっぱり出だしの”DAY AFTER DAY”。
パーカッションの4小節から歌が載ってくる感じ。音は派手だけど穏やかな印象を受けます。
1曲目のいいアルバムは聴いてしまうな。

CAL TJADER

「LAST BOLERO IN BERKELEY」++++

カル・ジェイダー。
言わずと知れたヴァイブ奏者。
HMVのオススメで初めて聴いたのですが(/ω\)
ユルイJazzが続き、”Bolero”を通って最後には”I Want You Back”が!
その中で1曲だけヴォーカルがあります。
”Curtain Call”
もうね、この曲の為にあるアルバムかと。
どこまでも透明。歌声もヴァイブも。ブレイクの後のソロに聴き入り、エンディングのヴォーカル、最後の音が切ない。
最後の余韻が切ない。
そしてまた回してしまうんだなあ。

「Plug In」++++

カル・ジェイダー2枚目。
ライブ盤です。全体パーカッションがポコポコポコポコ心地いい。
ビートルズや、ああ、これはこんな題名だったんだ!ってな”Tra-la-la Song”なんかもいいんですが。
オープニングの”Armando's Gujiara”が大好きです。
延々続く繰り返しの涯てに、ドラムス連打の果てにキメのフレーズが出てきたときは。
頭をカラッポに。
そしてまた回してしまう。

The James Gang

「15 GREATEST HITS」++++

人に勧められて借りて、段々と好きになっていった。
モロ70年代アメリカって感じなんでしょう。ゆったりとしています。
”White Man/Black Man”のギター、カッコイイです。
”Walk Away”のアーーイガッタクールマイセルフダウーンってとこ好きだなあ。
そして”Again”は[Tokyo No.1 Soul Set]が”風”で元ネタにしてる。やあ珍しくチシキが|ェ・`)ノ
こういうの大陸的っていうんでしょうか。
夏の午後にロッキンチェアーで聴きたい感じ。

Quincy Jones

「Big Band Bossa Nova」++++

もう大名盤ですね。
選曲も演奏もアレンジもカンペキ!
ビッグバンドってかっこいいんだっ!って思い知りました。
中でも”On the Street Where You Live”、素敵すぎ。
[DEODATO]のしっとりしたバージョンも染みますが、サンバのパーカッションがもう。いいのなんの。
こんな音がいつでも聴ける幸せ。

Galaxie 500

「THIS IS OUR MUSIC」++++

音が素晴しい。響きが。
”見渡せば花も紅葉も無かりけり”
そんな心景を思い浮かべて、あれアメリカに四季はあったっけ?
ああ、”Summertime”って曲目があったな。
”Here she comes now”
、Velvet Underground のカバーですが、出色の出来映えです(と思う)。
お昼に聴いたら午後から働く気なくなるな。
スネアの音、ハットの音、どうしてこんなにいいんだろう。
1曲目の曲名、何故こうか知ってる方いますか?
‥歌詞読めばいいのかな。

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