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SOM TRES

「Toboga」++++

”Oh happy day”
スタンダードですがやっぱりどうしたっていい曲。
ここではピアノを全身に纏って登場です。
転がるように、トレモロのように何度も繰り返される響きに意識がもっていかれるような。
ブラスのかっこいい”Bajar no Mexico”は、キメにはいる♂Vo、イントロのpfともう最高!
どっかで聴いたことあるようなですけど。
アルバム全般にヒネてない、素直な印象を受けます。
明るく、悲しく。
04.12.19

DEODATO

「lounge'64」++++

22歳!
とっても信じられん!そんな若い、このアルバムが出発点なんて。
美しい調べ。夜更けの匂い。要するにラウンジなんだな。
静かな気持ちになります。このまま眠りたい。
”On the Street Where You Live”
メジャー曲でこのアレンジ、悲しさが溢れてくるよう。

MIGUEL ANGEL

「samba na Onda」++++

全編短いジャズサンバがぎっしり!
曲間も短く、どんどん展開して飽きることがない。
男女コーラスが時にスキャットを交え軽快です。
”Balanco Zona Sul”と”Deixa Isso Pra La”は先に挙げた[Elza Soares]と被るけど。
可愛らしく仕上がってます。

Astrud Gilberto

「A certain smile, a certain sadness」++++

Walter Wanderleyです。この緩いオルガン。
気だるい、でも投げ遣りじゃなくて凛としたモノも感じる。
寝起きでかけたくなる。
ラウンジ?イージーリスニング?
”Goodbye sadness”と”Call me”が続くなんて!なんてゼイタク。
それでもやっぱり”It's a lovely day today”の軽快さがたまらないです。

CONJUNT 3D

「MUITO NA ONDA」++++

Antonio Adolfo率いるこのバンド。
”聖者の行進”から始まるこのアルバム。
もう何十回聴いたことか。
”男と女”、”WATERMELLON MAN”など有名な曲が並ぶ中、お気に入りは”SONHO DE LUGAR”という小品です。
1つずつ降りてくるピアノが優しい。ジャズボサって言うんでしょうか。
とにかく優しいです。
[CONJUNT 3D]自体は男女コーラスグループなので、当然歌も素晴しい。
”I GOT YOU UNDER MY SKIN-NIGHT AND DAY”の無理矢理な繋ぎ方なんて今じゃありえないですよねえ。
それもいいところ。

Elza Soares

「Baterista Wilson das Neves」++++

”ブラジルの和田アキ子”と言われる(逆じゃん!)超ハスキー!
とにかく元気!イパネマもサマーサンバもこんなになっちゃいます。
ほぼ全曲軽快なのでお昼に聴きましょう。
なかでも”Edmundo”が。
なんかのコンピにこの曲が入っていて知ったのですが、感謝!
MPB!!

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